ウォールアートで落書き防止
目次
街中の壁やシャッターに落書きが増えてきているのは、ご存じでしょうか!?一番の大きな理由は、コロナ禍で
・休業店舗や空き店舗が増えて、閉まりっぱなしのシャッターが目につくようになった
・外出制限やテレワーク導入により、街に人通りが減った
・コロナ自粛によるストレスが強まった
このようなことが原因ではないかと言われています。
『割れ窓理論』とは・・・
環境犯罪学の理論で「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」という考えのことです。
分かりやすく言うと、落書きが放置されている地域は「管理されておらず悪いことがしやすい」と思われたり、「悪いことをするのに罪悪感を抱きづらくなる」ということです。落書きが放置されている場所って、タバコのポイ捨てや放置自転車、ゴミの不法投棄があるイメージありませんか?
些細なことかもしれませんが、見逃していると大きい犯罪に繋がるかもしれません。
割れ窓理論を逆手に取った考えで言うと、大きな犯罪が起こるのを防ぐためにも「落書きを放置しない」ということが大事になります。
具体的な方法は2つです。
1つ目は、「壁やシャッターに書かれた落書きを見つけたら早急に綺麗に拭く」ことです。
人は、清掃が行き届いた場所を心理的に汚しづらくなります。これを実践しているのが、ディズニーランドです!ちょっとした汚れや破損があったら、すぐに直すことで美観を保ち続けています。
2つ目は、「そもそも壁やシャッターに落書きをさせないようする」
ということです。今回は、この方法をもう少し掘り下げてみましょう。
壁やシャッターに落書きをする人の心理を想像すると、まっさらな壁面が目の前にあるよりも、絵が描かれた壁面の方が「汚しづらくなる」というのは、分かるような気がします。
海外で、民家の壁を利用した「青空美術館」という取り組みを行ったところ、ただの壁には落書きがされていたのに対し、壁画が展示(ウォールアート)されていた壁には落書きがされていないという結果になったそうです。アートを汚すのは仲間を裏切る行為と感じるのか、その上から落書きをする可能性は低くなるのですね。
最近では渋谷や湘南など、日本でもこのようなウォールアートを推進する取り組みが増えてきております。
屋内外の壁面やシャッターのように凹凸がある箇所にアートは、何を使って描くのがいいでしょうか。ペンキなどの塗装は、昔も今も利用されており、誰もが思い浮かべる手段の一つですが、「ペイントフィルム」を使うともっと多彩な表現ができるのを知っていますか?
※ペイントフィルムとは
塩ビフィルムの代わりに特殊アクリルのフィルムを主材料とすることで凹凸のある面でも追従する効果を持たせることが出来たフィルムです。直接壁面にペイントするのではなく、フィルムに印刷をし、凹凸面に貼り付けるのですが、近くでみてもまるでペイントしたかのように見え、ウォールアートやシャッターサインに最適です。
メリットとして
・印刷可能なため、高いグラフィック性のある絵にも対応可能。
・糊残りがしづらい再剥離性のあるシートもあるため、イラスト変更時に剥がして貼り直すことが可能。
・不燃認定に対応したシートもあり、防火性能が備わっている。
画質のよい写真なら写真を印刷して壁面に貼ることも可能です。ペイントフィルムを利用すれば、今まではできなかったウォールアートが簡単にできそうですね。
街を綺麗にすることはSDGs「11.住み続けられるまちづくりを」に繋がります。美観が保たれた場所では犯罪が起きづらくなり、整理整頓された区画では火事が起きるのを防いだり、避難経路が確保されたりと安全対策にも繋がります。壁面、シャッター、コンクリートやタイルなどもにも貼れる「ペイントフィルム」の詳細は内外装の専門サイト「フューデコ」の
でもご紹介しております。街中や店舗のウォールアート、シャッターサインなどに興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。ご意見、ご感想、情報共有などコメントもお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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