カーラッピング業界情報

幼稚園バスをデザインする前に確認したいポイント

まずは園児ファースト

子供たちは、車や電車などの乗り物が大好きです。そのような中で、幼稚園の送迎バスは一番身近な乗り物の一つになることは間違いありません。

 

 

子供たちの大好きな動物のイラスト。男の子や女の子が遊んでるイラスト。お花や山や海などの自然にあふれたイラスト。幼稚園のバスに乗るのを楽しみにしている子供たちもたくさんいると思います。「毎日の通園が楽しくなるような送迎バスにする」ことは、一番大切なポイントではないでしょうか。

 

いくつか注意点がありますので記載しておきます。子供たちが大好きなキャラクターを使ったバスもございますが、ライセンスの関係上やはりコストが高くなる場合があります。動物やお花でも十分に子供たちの想像力を高めるようなデザインは可能ですので、ご検討ください。幼稚園バスのデザインに悩まれる園の方も多いかと思います。デザインを依頼される場合、

・幼稚園の方針など一番よくわかって頂いてる、古くからのお付き合いのデザイナーさんに依頼
・ラッピングの施工会社にデザインから依頼

といったケースがあります。
車の形は、通常のマイクロバスとは違います。例えば、幼稚園バス特有の非常口があったりする事。さらに、車両のデザインは平面でなく、曲面であったり凹凸があったり、障害物があったり・・・。コスト重視の場合は、車のデザインに長けたカーラッピングの施工会社にデザインからご相談されることをお勧めいたします。

告知用のスペースを考慮したデザイン

幼稚園バスは、毎日同じ時間帯に同じ経路を走っている為、多くの近隣の方の目に触れることができます。入園前の子供たちや家族の方に、かわいいバスだね。と思ってもらえることは良い宣伝になります。

 

 

また「入園体験」などの案内を幼稚園バスに定期的に貼る事によって、バスが告知・CMの役割を兼ねて走らすことができます。自社の車両であれば、そのような告知の媒体費用は掛かりません。ステッカーであればステッカーの製作費用だけでOKです。

あらかじめ、定期的に貼り換える告知用のスペースを作ったデザインにしておけば、有効活用できるのではないでしょうか?

「幼児バスマーク」について

幼稚園バスには、三角形の黄色の「幼児バスマーク」を車の前後左右に貼る事が義務化されております。

 

なぜ、この「幼児バス」のマークが必要なのでしょうか?

 

幼児が自らシートベルトを装着することが難しく、緊急時の着脱が困難であること、幼児は年齢により体格が様々で、定型の座席ベルトの設定が難しく、同乗者(幼稚園教諭など)の着脱補助作業が発生する等の理由で幼稚園バスにはシートベルトの装着が義務化されておりません。
その代わりに「幼児バスマーク」を付けることにより、他の車に注意を促しているのです。げんに、幼稚園バスの事故発生率は、バス・マイクロバスの半分程度という検証結果が出ております。

 

忘れずに、三角形の「幼児バスマーク」を取付けてください。
※サイズは、1辺が500㎜、前面の面積の少ない箇所は1辺が300㎜サイズの「幼児バスマーク」でも認められています。

デザインを依頼する際には、「幼児バスマーク」が必要な旨も必ずお伝えください。幼児バスマークはマグネットタイプのものであれば後から取り付けることも可能です。

安全対策も忘れずに

まだ記憶に新しい方も多数おられると思いますが、2022年の秋ごろ、幼児がバスの車内で置き去りになるという非常に悲しい事故がございました。この事故の原因分析の中で、窓にデザインを入れることにより、中が見えにくいという意見もあり、今後窓にデザインを施すことは減っていくのではないかと思われます。

 

現在、政府は、全国の幼稚園や保育所、認定こども園の通園バスに設置する安全装置に関し、費用の9割を補助する方向で検討に入ったそうです。(上限は1台20万円で、対象は数万台に上る見通し)しかし、本来は点呼や確認を複数名で確実に行う事が最善の対策なのではないでしょうか。乗降口に注意喚起のステッカーを貼るなどの対策も有効です。通園バスに関する安全だけでなく、園の職員には、安心や安全を確保する義務があります。保育園での事故をなくすために日頃から設備の点検・保育内容の安全性・緊急時の対応を職員で共有化し、園児が安心して過ごせる環境作りを推進していただきたいと思います。

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