建築材料業界情報

ウインドウフィルムの寿命はどのくらい?

ウインドウフィルムは劣化します・・・

ウインドウフィルムとは、窓ガラスに貼ることでガラスの機能を損なわずに新しく様々な機能を付加するフィルムです。既にウインドウフィルムを窓ガラスに貼りつけを行っており、その機能を体験されている方はたくさんおられると思います。

 

主な機能は、

「遮熱(暑さ軽減)」「断熱(冬の寒さ対策)」「節電・省エネ」「飛散防止」「防犯」「UVカット」「防虫」

など様々な効果があります。

 

ただし、残念ながら、、、その効果は、永久に続くわけではなく、ウインドウフィルムには寿命があることをご存じでしょうか。ウインドウフィルムは有機材料を主とした構造で紫外線や熱線、周囲の湿度、空気中のオゾンなどによって次第に劣化します。劣化が進むと「飛散防止」「日射調整」などの機能が低下して本来の性能を発揮できなくなります。

ウインドウフィルムの耐久年数

一般的にウインドウフィルムの耐久年数(設計上の目安)は透明ガラスの場合、下記のようになっております。

注)これらの数値は、実績や劣化促進試験から推定したもので保証値ではありません。

 

耐候年数が減少する要因とは何でしょうか

1.スパンドレル部など空気の対流が少ない場合
2.結露が著しく発生する場合
3.ホコリなどがガラスに付着し、ガラスの熱吸収率があがる場合
4.トップライトなど日射量が大きい傾斜・水平ガラスの場合
5.高性能熱線反射ガラスなど日射吸収率が高い場合
6.ガラスが海側に面し、塩害の可能性が高い場合(外貼り)
7.清掃などでフィルム表面にキズが大量に付いた場合
などが考えられます。

ウインドウフィルムの劣化の種類

実際にどのような現象が見られるのでしょうか。一例をあげますと、

などがございます。このようなフィルムの劣化が進むと具体的に何が起きるのでしょうか・・・

 

  • フィルムの粘着力が下がることでフィルムが剥がれてくる
  • 透明なフィルムに白濁が発生する
  • 色付きフィルムのカラーが抜けてくる
  • 経年劣化によりフィルムの強度がなくなってきて、破れてしまう
  • 飛散防止や防犯の効果が落ちる
  • 製品に備えられている機能の低下

 

などが起きてしまいます。地震対策のために貼った飛散防止フィルムなのに、防犯対策のために貼ったフィルムなのに、暑さを少しだけでも軽減するために貼った遮熱対策フィルムなのに、いざという時に本来の性能を発揮できなくなるのは嫌ですよね。そうならないためにも、より気持ちよく長く使っていただくためには知っておきたい工夫がいくつかあります。次は、そんなウインドウフィルムのメンテナンスについてのお話しです。

 

ウインドウフィルムのメンテナンスと劣化診断

ウインドウフィルムのメンテナンスといっても、普段のお手入れはとても簡単!ウインドウフィルムそのものには、特別な技術を使ったメンテナンスは必要ありません。掃除も特別な仕方が必要ということはなく、ガラス掃除をする方法とほぼ同じと言っていいでしょう。

 

ウインドウフィルムの清掃の際、注意すべき点はあるのでしょうか。ウインドウフィルムの基材として使用されるPETは、ひっかき傷がつきやすい性質があります。フィルムの表面に傷がつくと、見た目が白っぽくなり、透明度が下がってしまいます。避けていただきたいのは研磨剤が入ったスポンジや繊維が粗く硬いスポンジでゴシゴシこするといった清掃方法です。またぞうきんで、から吹きするのも避けたほうがよいでしょう。水拭きが基本。中性洗剤の使用もOKです。清掃方法としては、フィルムの表面を柔らかい布やスポンジで水拭きするのがいいでしょう。また、最適なのは、水や洗浄剤を噴霧して汚れを洗い流してからゴムワイパーで水を切る方法。ハードコートに傷をつける心配がほとんどないのでお勧めです。

 

洗剤も特別なものは必要なく、家庭用の中性洗剤を使っていただいて結構です。とくに業務用の洗剤には、強い酸性やアルカリ性のものがあり、ハードコートの表面を傷めてしまう危険がありますので避けてください。

 

それでも、ウインドウフィルムには寿命があります。。。寿命が来た場合は、貼り換えをおすすめします。

 

寿命かどうかどうやって判断するの!?と思われた方に朗報です。ウインドウフィルム劣化診断というサービスがございます。フィルムの製造メーカーは問いません。施工後10年程度が経過している場合は、フィルムの性能確認のためにも劣化診断を行い、診断によって引き続き安心してお使いいただけるか、それとも貼りかえが必要かがわかりますのでこのようなサービスを上手く活用してみてください。

 

今回は、ウインドウフィルムの寿命についてお話させていただきました。この機会にウインドウフィルムの確認を行ってみてはいかがでしょうか。

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