企業の取り組み

企業における交通事故を防ぐための取り組みとは

令和4年の交通事故事情

警視庁によると、令和4年中の交通事故は、死者数、発生件数、負傷者は6年連続減少したとのことです。昨今、電動自動車の普及など機能の向上などはありますが痛ましい交通事故はまだまだ後を絶ちません。従業員が運転している自動車で事故を起こした場合、会社のイメージダウンや信用がなくなり大きな損害を負うことにもなりますし、被害者への補償や精神的ダメージなども大きく、責任は重くのしかかります。事故を未然に防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。

 

当社は、デザイン・製作・施工の一貫サービスを40年以上行っており、現場管理や施工時は特に車を使用することが多く、安全運転には細心の注意を払っていますが、交通事故は、社員が起こすこともあれば、巻き込まれることもあります。毎年12月や3月は、年度末にあたる企業も多く、繁忙期の疲れが出て、注意散漫になり事故が起こりやすくなります。

 

今回は、様々な経験から、当社で日々行っている取り組みをいくつかご紹介いたします。

未然に事故を防ぐための取り組み

まずは、未然に事故を防ぐための取り組みとして行っている内容3つをご紹介します。

 

一つ目は、「3か月ごとの車両点検と継続車検」です。
車両責任者が点検のスケジュールを組み立て、メンテナンス会社と調整決まった期間に欠かさず車両点検を行うようにしています。

 

二つ目は、「日常的な点検や余裕を持った事前準備の徹底」です。
車両に異常があった場合にはすぐに報告をしてもらうよう徹底しています。時間には余裕を持って行動するようにスケジュールを組んでいます。また、渋滞やトラブルなどで遅れが発生する場合には事前に連絡をし、焦らないよう声がけをしています。

 

三つ目は、「交通安全委員会の設置」です。
当社では交通安全委員会を設置し、些細なトラブルや事故の報告を行っています。いくつもあるヒヤリハットを報告し、運転者への情報共有を行うことで事故を防ぎます。「自動車5台以上」または「乗車定員11人以上の自動車であれば1台以上の使用がある」事業者は安全運転管理者を選任しなくてはなりません。そのため安全運転管理者と点検や車検をサポートする車両責任者の2人を含めた数人を選出しています。

安全運転を徹底するための取り組み

次に、安全運転を徹底するための取り組み3つをご紹介します。

 

一つ目は、講習会の実施です。初めて乗用する方への研修や車両運転者への定期的な研修などを行い、会社全体で車両管理や交通事故についての理解を深め、意識を高めるように努めています。具体的には、実際の事故動画を見て、問題点や改善点を話し合ったり、いざというときのための発炎筒の操作方法の説明などを行い、安全運転の徹底と事故防止に繋げています。また、受講後、トラブル時の対応方法をステッカーにして各車両への貼付けも行っています。

 

二つ目は、安全確認強化期間の設置です。毎年12月や3月は、年度末にあたる企業も多く、繁忙期の疲れが出て、注意散漫になり事故が起こりやすくなることから、社内の各部署のモニターに注意事項を映し出し、注意喚起を図っています。

 

三つ目は、安全運転対策としてステッカーの運転席(車内)と車外への貼り付けを義務化しています。安全運転ステッカーは、
・社有車に乗っているという自覚が生まれる
・毎日必ず目にとまるので意識させられる
・公言することによる安全運転への意識向上
といった効果があります。

より多くの企業様に効果を実感していただきたいという思いからデコルバではデコルバ会員様に5台分の安全運転ステッカーを無料でプレゼントしております。ご希望の企業様は、ぜひご応募ください。

応募ページの詳細はこちら

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
貴社ではどのような取り組みをされていますか?ぜひ、コメント欄へ共有ください。

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